子犬の社会化で誤解してたこと

子犬の社会化=人・犬・環境に慣れること。
簡単に言ってしまえば、こういうことかなと思います。
私の個人的な見解を言うと
世の中にはいろんなモノがあるけど、たいていは怖くないよ♪
と知ってもらうことかな。


コタローは
社会化期(社会化に適している時期)が比較的短い?
といわれる柴犬です。
一般に言われる柴犬は、警戒心も強く、飼い主以外の人や犬に慣れにくく、神経質。
こりゃー社会化にも気合を入れて取り組まないと!
って感じの犬種ですね(^_^;)


賛否両論あると思いますが
コタローは獣医さんが勧めるお散歩開始の時期
「3回目ワクチン接種後2週間たってから」
を大きく逸脱して
2回目のワクチン接種後、生後80日目でお散歩デビューしました。


もし獣医さんの勧める時期だと
3回目のワクチンが終わったのが生後98日目、
それからさらに2週間というと生後112日です。
なんとその差1ヶ月


その1ヶ月の間に
コタローは子犬同士で噛み付きあいのじゃれあいを覚え
マーキングまでするようになってました(^_^;)


そして6ヶ月半の今の状況は

人に対する社会化
→喜んで行きはしません(^_^;)
 ただ撫でられてもとりあえず受け入れます


犬に対する社会化
→99%大人しく挨拶できますが
 挨拶させてもらえない(そちらに行かせない)と鳴く時もあります
 

環境に対する社会化
→できればもうちょっと車にはビビッて欲しい(^_^;)
 新しい場所に行っても、怖がりはしないようです
 人ごみの中でも比較的落ち着いていられます


そして、私が社会化で誤解していたのは
・人には喜んで撫でられに行くようにする
・犬にあったら喜んでじゃれあって遊ぶ
とならなければいけないんだ、と思っていたことです。


なので人にはあまり撫でてもらいたくなさそうなコタローの様子を見て
「人に対する社会化不足???」とか思ってしまってたんです。


でも人を見て、喜んでじゃれついて跳びかかってばかり、
という一見すると人懐っこいワンコも
実は「社会化不足」なんですよね。


社会化とは、人にも犬にも環境にも、過剰に反応しなくなることだと今では思っています。


なので、人に対するコタローの反応でも心配することはないのかなぁ、と。
もちろんこれからも社会化は継続していって、
喜ばないまでも受け入れられるワンコに育てていくつもりです。
先日のパピーパーティでも「そのくらいでいいかもしれません」といわれたことですし(^_^;)


実はそう思い出したのは
挨拶したくなさそうな犬連れ飼い主さんとすれ違う時
コタローが挨拶したくてうずうずして
「ワン!」なんて言ってしまった時から。

「あ、こういう挨拶できないときでも
 ちゃんと落ち着いてすれ違えるように
 なるのが大事なんだな」って
そう思うようになりました。


コタローのように、犬を見たら挨拶挨拶!ってなってしまう犬は
どうもいつも犬と遊ばせすぎ(!)の犬に多いらしいです。
いつでも遊べると思っちゃうんですね。

↑いつもこんな調子なのでね(^_^;)


なので挨拶もせずに素通りもできるように
理想を言えば
飼い主さんが許可したら挨拶、許可しなければ素通りできるようになれればベストかなぁ。


コタローはいわゆる社会化期を過ぎましたが
社会化は一生続くものだと思います。


人間だって
幼稚園の時はお友達とたくさん遊んでいても
小学生から引きこもったら
人とはうまく付き合えない人間になりますもんね。





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