見知らぬ子供に犬の触り方を教えるには?

昨日のお散歩はダイスキなお友達に会えて、ハリキリまくりのコタローです。


モモちゃんとジャスミンちゃん、
8ヶ月と月齢が近いこともあり
ふたりは大の仲良し!

コタローも仲間に入りたがっています。


公園に落ちていたボールで
ジャスミンちゃんをおびき寄せるコタロー。

オトコとして手段が姑息???

でもちゃんと引っかかってくれるジャスミンちゃん♪
コタロー、嬉しさのあまりデレデレです。



そしてそんな柴むすこたちとは
ちょっと離れたところでボール遊びをする柴むすめ。

黒柴のりんちゃんは、近くに寄られるのが苦手(^_^;)


周囲10センチのプライベートゾーンに入られると、
つい「ガウっ」ってしてしまいます。


みんなも「ガウっ」って言われながらも、
挨拶に行きます。
ちょっとニオイをかがせてくれる時もあるし、
「ガウっ」ってなっちゃう時もあります。
でもみんなと同じ空間にいたいみたいに思えます。


そうやってワンコたちが遊んでる時、
幼稚園年長さんくらい(たぶん5〜6才)の
女の子3人がやって来ました。


ほとんどの犬は子供が苦手です。


キャーキャー出る高音ボイス、
予測のつかない激しい動き、
いきなり触る乱暴な手つき。


はい、コタローもきっと苦手です。
そもそもコタローは人懐っこいワンコではありません。
吠えたり唸ったりはしませんが、撫でてもらいたくもないようです。
ま、それが柴ワンコ???


犬にズンズン近寄るこどもたち。
このままではおさまりそうになく、
またモモちゃん、ジャスミンちゃんのおうちには子供がいないので
いきなりこんなハイパー軍団に囲まれるのは辛かろうと
コタローに人柱ならぬ 犬柱 になってもらいました。


触り方を教えてあげようと声をかけますが
・・・まず興奮する子供を制御するのが大変(-_-;)


「先にニオイをくんくんさせてくれないと 友達になれないよ」
「いきなり触らないでね」
「頭を上から触られるのは 怖いからイヤだよ」
「背中を触ってね」

・・・ハイパー幼稚園児、
聞いちゃいません
「お手しないの!お手!」
「シッポスゴイ!しっぽ!」
「ふさふさ〜」


女三人寄れば姦しい(かしましい)といいますが、
子供三人寄ったらもっとスゴイことになります。
新しい漢字ができそうだわ〜。


子供は一人ずつじゃないと、
触り方を教えるのもムリだなぁと思いました。


複数人数の場合は、少なくとも小学生以上かな。


一番安全なのは、親子連れで小学生以上かと思います。


コタローの頭と身体をがっちりホールドして
子供を守ると見せかけつつ
実はコタローを守りましたが(^_^;)
背中を触らせてあげて、無理矢理満足してもらいました


コタローにとっては受難ですが、
ハイパーな子供を怖がるようなってもいけないし
これも社会化のひとつかな。


それに何より、いつかは大人になる子供。
犬嫌いにはなってほしくないんだよねぇ。
将来、犬にとってより住みよい日本にしておくれ。

今日の教訓


1.こどもに触らせる時はひとりずつ順番にする
 ひとりずつなので制御しやすい


2.ニオイ嗅ぎも撫でるのも手はグーにさせたままにする
 パーにすると力加減のわからない子供は危険です
 グーにした手の甲で撫でさせたほうがいいかも


3.大きい声・急な動きをしないようにする


実は3番が一番難しい。


できれば犬(動物)の触り方、
各ご家庭で教えてあげてほしいなぁ。
(参照記事:ワンコにセクハラ???


私の小さい頃は、今より野良犬がたくさんいて、
冷蔵庫からくすねたカマボコやソーセージといった貢ぎ物を片手に
どうやったら野良犬の信頼を得て友達になれるか
よく考えてました。
(野良犬を肯定するわけじゃないですよ!時代です。時代)


今の子供は、そういう犬との触れ合いが足りないのかな?
こんなにたくさん犬を飼っている家があるのに。


ちなみに我が家の小学生。
他の犬には決してコタローと同じように触ってはいけないこと、
友達には決して自分と同じようにコタローを触らせないこと、
この2つをよく言い聞かせてます。


そしてコタローが嫌がるそぶりを見せたら、やめること。


コタローにギュッ!抱きつき。

迷惑そうなコタローです(-_-;)
こんな場合逃げたがれば、ちゃんと離してあげるようにさせます。
でもコタローもちゃんと我慢してますね(^_^;)


例えば、私がハミガキなどケアのため
必要があってコタローを抑え込むときは
用事が済むまでは決して離しません。


逃げられない、怖いことはしない、あきらめさせる
ということを教えるためです。


ですが娘の場合は、
嫌がれば早めに離させるようにしています。


ちゃんと身体を動かしてイヤだ!という意思表示をすれば
牙を当てなくてもちゃんと解放してくれる
そうコタローに教えるためです。


矛盾することのように思いますが、
ムリにこどもと犬との間に上下関係を築く必要はないかなと
思います。


こどもと犬は、お互いが相手の嫌がることをしないように
思いやりをもって接していければいいんじゃないかな。


少なくとも小学生くらいの子供に
犬を制御させるのは無理があるかなと思います。


「そんなことじゃ犬がこどもを下に見てたいへんなことになる!」
という人もいるかもしれませんが。


今のところ、コタローが娘を下に見て
娘のものを無理矢理とるとか
まったく言うことをきかないとか
そんな兆候は見られません。



さてこんなことをされるコタローは
娘がイヤかというとそうでもなく

娘の手袋を使って、娘をおびき寄せます。
ジャスミンちゃんと同じ扱いに思えなくもないですが(^_^;)


ちゃんと相手を見て、おびき寄せる「エサ」を変えてるコタロー。
パパをおびき寄せたい時は、パパの靴下を使用します。
こうやって追いかけっこを始めるコタローと家族です。





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実はママは怖い(?)らしく、エサなんか持ってきません
拾い食いをもれなく取り上げてたからかしら(T_T)
ママには有無を言わさず取り上げられる、と思ってるのかも
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