ドッグラン・ほろ苦デビュー(2)

ドッグラン・ほろ苦デビュー(1)】の続きです。


室内ドッグランにコタローも疲れ、私のベンチの下にもぐってました。
隣のベンチの下には、ミニチュアダックス♀1才3ヶ月の仔がおもちゃで遊んでました。
コタローは隣で遊んでる子が気になったので遊んでもらおうとしますが、ダックスちゃんはおもちゃ遊びに夢中。
コタローはつい手や声が出てしまいました
すると・・・




ダックスちゃんはおもちゃを取られると思ったのか、コタローがしつこくしたからか分かりませんが、怒ったダックスちゃんがコタローに強く噛み付いた模様です。
私も覗き込んではいたのですが、ベンチの影に隠れてその瞬間は見逃してしまいました。
コタローは「キャン!」という大きな声を出して、ベンチの下から飛び出してきました。



これで済めば、「あ〜、怒られちゃったね」で済んだのですが、飛び出したコタローをさらにダックスちゃんが追いかけ、コタローがまたしても「キャン!」とないてしまったのです。
その声に周りにいた他のワンコたちが反応してしまいました。
一斉に三〜四匹が、コタローに突進してきたのです。
私はすかさずコタローを抱きかかえて立ち上がり、後ろに隠しました。
ダックスちゃんはスタッフさんが抱きかかえました。
渦中の二頭がいなくなったので、他のワンコたちも落ち着きを取り戻し、めいめい散っていきましたが・・・、コワカッタ



抱っこでコタローが落ち着いたので、下におろしました。
コタローはまだ意気消沈。ベンチの下に隠れます。
周りにはさっきコタローを追いかけようとしたワンコもうろうろ遊んでいます。私はコタローを撫でながら、とりあえずこの状態で落ち着くのを待ちました。
それから、私はベンチから離れ、コタローを呼びました。
これで怯えて出てこなければ、またなだめに行くつもりでしたが、ちゃんと自分で出てくることができました。
コタローを呼びながらワンコたちの間をゆっくり一周しました。
コタローもちゃんと付いて来て、落ち着いて回ることができました。尻尾も元通り、クルンとしています。
他のワンコのところへも行くことができました。
とりあえず一安心。とはいえ、このまま長居をしてもコタローが疲れるだろうと思い、引き上げました。



犬同士のことに人が介入するのはよくない、という意見も聞きます。
でも私は今回の件に関しては、介入するべきだと思いそうしました。
コワカッタのは、コタローが犬に対して恐れを抱いてしまうこと。
このまま四匹のワンコに追い回されたら、確実にトラウマになると思ったので、介入しました。
ところで今回のダックスちゃんは、イヤだ!という自己主張がかなりはっきりした子だということでした。
マウンティング命!のシュナくんがいたので、わざとそういう子を選んだようです。
とはいえ、1才やそこらの子に落ち着いた対応を求めるのも厳しいでしょうね。
コタローの遊びの誘い方も、もっと落ち着いた成犬にご教授願いたいものですが、なかなか見つかりませんね〜。



家について、ごはんを普通に食べ、疲れて寝てます。

ちょとほろ苦いドッグラン・デビューだったかな?


お休みコタロー、足の間もきれいになったね♪